HIVやエイズなどの性感染症に関するニュース

今こそ正しい知識を!HIVとエイズの「よくある誤解」

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HIVとはヒト免疫不全ウイルスを指す言葉。「もっとも一般的な感染経路は、輸血など血液を介した方法です」と、バルトス医師は解説。バルトス医師によると、ウイルスは妊娠を介して感染することも。しかし、コップや皿、食べかけの食品、その他偶然に体が触れたりぶつかったことで、感染することはないとのこと。
「HIV感染のリスクはその人の行動によるものであり、性的指向やジェンダー、および人種にはまったく関係ありません」とシェーンさんはきっぱりと断言。バルトス医師も「同性愛者コミュニティから感染が広まった」「同性愛者が感染しやすい病気」という風説は誤りであると説明しています。「人種やジェンダー、性的指向に関わらず、多くの人がHIVに感染しています」
「HIVはエイズ発症の原因となるウイルスですが、HIVに感染しているからといって自動的にエイズを発症するわけではありません」とバルトス医師は説明。たとえば、元プロバスケットボール選手のマジック・ジョンソンはHIV陽性ではあるものの、数十年に渡りエイズ未発症のまま。医学の進歩により、現在は多くの人がエイズを発症することなく生活しています。HIV感染を完治する未だ見つかっていないものの、適切な処方薬を使用することでウイルスの活動を抑え、第三者への感染も防ぐことが可能です。HIVに感染していても、非感染者との恋愛を楽しむことも可能なのです。
「HIVやエイズ患者は、糖尿病や高コレストロール患者と同じです。適切な医療行為と継続的なケアを受けることで治療できるのですから。とシェーンさんは訴えています。
「HIVに感染すると、健康状態や病院へ通う頻度は変わるかもしれません。しかし、あなたが誰かにとっての大切な人であることには、何ら変わりがありません。心配しないで。あなたのことを愛している人は、たとえ病気になったとしても愛し続けてくれるでしょう。あなたの価値は検査結果の前と後で変わるわけではないのですから」とシェーンさん。
大切なことは正しい知識を持つこと。そして誤解を誤解のままにしないこと。周囲と話し合い、知識を共有しましょう。いまだ根強く存在する誤解や差別を一刻も早くなくすことが、感染者や患者に対する理解、また予防にもつながります。
※この翻訳は、抄訳です。

2020年2月13日 COSMOPOLITANから


性感染症である梅毒の感染者が急増中!

東京駅

■梅毒(ばいどく)とは?
性感染症。病原体はらせん状をした菌「トレポネーマパリダム」である。性行為により、皮膚や粘膜の小さな傷から侵入することによって感染する。唾液に病原菌が存在している場合もある。一回の性行為で感染する確率は20%以上とも言われている。
■症状は?
[第1期梅毒]病原体の体内への侵入後、3週間の潜伏期間を経て「第1期梅毒」になる。初期硬結と呼ばれる小豆~指先ほどの大きさの“しこり”ができる。さらに付属リンパ節が腫れてくる。このとき、痛みが無い場合が多い。
[第2期梅毒]第2期に入ると、病原体は血液によって全身へ広がる。その結果、全身皮膚の発疹とリンパ節の腫れをきたす。赤茶色の盛り上がり、手のひらや足の裏の発疹、ピンク色の円形のあざ、肛門周辺や性器などにコブ、喉の奥の腫れ、脱毛症状が出始める。ピンク色の円形のあざはバラの花びらのように見えることから「バラ疹」と呼ばれ、梅毒で現れる特徴的な症状である。
[第3期梅毒]第3期に入ると、全身の臓器が侵され、肝、肺、睾丸、大動脈などにゴムのような弾力を持った肉芽腫を形成する。
[第4期梅毒]第4期では、病原体が中枢神経系を侵し、脊髄癆と呼ばれる背中、脚の痛み、歩行失調、知覚過敏、間隔以上、排尿障害といった症状が現れる。感染からは20~30年という長い期間の後に症状が現れる。また、進行麻痺(認知症)による記憶障害、判断力低下、不眠、人格の変化なども現れ、この状態になり、治療を受けずに3~5年が経過すると死に至ると言われている。
梅毒に感染しているとHIV(エイズウイルス)にも感染しやすくなるため、HIV検査もあわせて受けることが望ましい。
■早期発見が重要!
「おかしいな?」「もしかして?」と、心当たりがある人は早めに病院で検査を受けて欲しい。皮膚科、性病科、泌尿器科、婦人科(産婦人科)での受診となり、保険適用か否かは、病院の治療方針などにより様々である。保険適用外の場合でも診察料3000円~5000円、検査代1500円~となっている。感染していると診断されると、治療は薬の服用となる。
梅毒を放置しておくと、神経症状や死につながるため、危険な感染症であると言える。なぜ、今ここまで増加しているのか?性感染症が増加している要因の1つには「知識・情報の不足」が考えられる。感染経路や予防法など、しっかり知識や情報を得て、自分の身を守って欲しい。

2018年7月3日 Yahoo!ニュースから


内定取り消しで賠償命令 HIV告知不要、札幌地裁

映画 BPM

エイズウイルス(HIV)感染を告げなかったことを理由に、病院でのソーシャルワーカーの就職内定を取り消され精神的苦痛を受けたとして、北海道の30代男性が病院を運営する社会福祉法人「北海道社会事業協会」(札幌市)に慰謝料など330万円の支払いを求めた訴訟の判決で、札幌地裁(武藤貴明裁判長)は17日、同協会に165万円の支払いを命じた。
武藤裁判長は「感染する危険は無視できるほど小さく、男性が感染を告げる必要があったとは言えない」と指摘し、内定取り消しは違法と判断。また以前受診した際のカルテを見て病院が感染を把握したことについても「医療情報の目的外使用で違法」とした上で「患者に寄り添うべき医療機関の使命を忘れ、HIV感染者に対する差別や偏見を助長しかねない」と非難した。
判決後の記者会見で男性は「相手に感染を伝えることで不利益を受ける怖さに日々さらされながら生きてきた。社会の認識が少しずつ変わっていけば」と話した。
判決によると、男性は2017年12月、協会傘下の病院の求人に応募。持病の有無を聞かれたがHIV感染は告げず、ソーシャルワーカーとして18年2月付の採用が内定した。
その後、以前に男性が受診した際に感染していることを記入したカルテを見た病院側から「話が違う」と電話があった。「就労に問題はなく、職場で他者に感染する心配もない」とする医師の診断書を病院側に送ったが、面接で虚偽の事実を述べたとして昨年1月、内定取り消しを通知された。
国のガイドラインは、HIV感染を理由として、労務管理上不利益に扱うことを禁止している。

2019年9月17日 日本経済新聞から


WAVEさっぽろからの お知らせ

2018年 7月 7日

2005年から活動を行っている「WAVEさっぽろ」のWebサイトが、リニューアルしました。


 
HIVマップ

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Futures Japan ~HIV陽性者のための総合情報サイト~

HIV陽性者にとって役に立つ情報が、必要なタイミングで手に入り、簡単に探し出すことができるポータルサイトです。
 

 
北海道のHIV/エイズ情報サイト HAND
 

 
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